2012年05月19日
「げんぱつ?YES/NOパレード」第二弾 趣意書
2012年5月10日、私たち都民の集まりである「都民投票条例 直接請求を成功させる会」は、地方自治法に定められた条例制定請求に必要な法定数を10万筆以上も上回る32万3076筆分の署名簿と共に、「東京電力管内の原子力発電所の稼働に関する東京都民投票条例」の制定を求める請求書を、石原慎太郎知事に提出しました。
東京都で直接請求が行われるのは23年ぶり、そして東京都で住民投票を求める条例制定の請求は、初めてのことです。
私たちの求めている都民投票の実施は、東京電力管内にある原発をこれからも稼働させ続けるのか、その恩恵にあずかる私たち都民ひとりひとりが当事者として考え議論し意思表示をする重要な機会です。
政治への無関心・人任せから、参加と自治の新しい未来へと踏み出す、大きな一歩だと考えます。
直接請求は、決して間接民主主義を否定するものではありません。むしろ、民主主義の両輪となるもので、多くの自治体では、地方自治法に基づき市民の当たり前の権利として行なわれています。
今回の直接請求を受け、6月には都議会が召集され、この東京都民投票条例について審議されます。
都議会で十分な議論が尽くされぬまま否決されれば、この32万3076筆の想いは無に帰することになります。
ひとたび大事故が起きれば、原子力発電所は、周辺自治体に住む夥しい人々の暮らし、命をおびやかすものであるということが昨年の東京電力福島第一原子力発電所の事故ではっきりしました。
大きな悲しみを背負ったこの国にこれ以上の対立も分断も生みたくありません。
政治家も、専門家も、大手企業も、市民も、同じテーブルに座して、しっかりと議論し、この国の未来を決めていきたいのです。
それこそが、民主主義であると考えます。
私たち市民も政治について考え、関わり、ほんとうの民主主義の世の中に変えたい!そして未来を生きる子ども達に手渡したい!
その想いを強く訴えるため、6月3日(日)「げんぱつ?Yes/Noパレード」第2弾を都庁前で行ないます。テーマは「今、未来を変えよう」です。
6月5日都議会はいよいよ決断に向かって動き出します。6月3日のパレードは、私たちの想いをデモとして訴える最後の機会となります。12月寒空の中から、都民投票実現を訴えてきた請求代表者、受任者、サポーター、そして署名をされたみなさま、私たちからの最後のアピールです!ひとりひとりの小さな力を繋げて、いまこそ、大きなうねりをおこしましょう。
一緒に歩いてください。私たちひとりひとりが、大切にされる愛のある社会に向かって。
2012年5月18日
6.3「原発」都民投票デモ実行委員会
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「げんぱつ?YES/NO パレード」
6.3(日)新宿中央公園 水の広場 13:00集合 13:30出発
パレードコースはこちら
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この記事へのコメント
1. Posted by トリーバーチ ブーツ 2012年07月31日 03:09
^^*今シーズンたっぷり使わせてもらいます。